杉材の効能について
昨年になりますが、購読している朝日新聞の週末だけ発行される[be]という付属新聞に、「杉はもう悪者じゃない」という記事が載りました。
その記事によりますと、杉材には調湿、大気浄化、リラックス効果など人体に良い影響を与える力があるというものでした。
ウィングコート次郎丸さんと玉川ビルでは、杉材の30ミリを床材として使用しています。
もともと玉川ビルではパイン材などを使っていたのですが、ウィングコート次郎丸さんが使用されていた杉材に惚れまして、ついに昨年、ワンルームのリノベーション工事にて使用開始致しました。
さて、その杉材、新聞記事によりますと、びっくりするような素晴らしい効能があることがわかりました。
もともと地産地消の気持ちから日田杉を使い始めたので、杉材にこれほどの効能があるというのはあまりよく知らなかったのですが。
ちょっと列記してみますと・・・・
①外気湿度10~100%を記録した1か月の間、ヒノキの校倉造の庫内は50~80%、杉板製の唐櫃の中は60~70%と極めて安定していた
②杉材の浄化能力は極めて高く、二酸化窒素の吸着量はブナの5倍、ヒノキの6倍。
③杉板を使った部屋とそうでない部屋で30分間計算作業をさせたあと、作業効率に差はなかったが、ストレスを加えると増える酵素αーアミラーゼは杉板のある部屋では減少。
などなど・・・。(すべて朝日新聞記事より)
そして先月、昨年杉材を使ってリノベーションをしたお部屋に入居された方にたまたまお会いしましてお話しましたら、「あのお部屋は不思議と帰宅してしばらくするととてもリラックスするんです。夜も熟睡できるんですよ」と言われるではないですか・・・!
杉の効能について先にレクチャーしたわけではなく、自然にでてきた感想としてそういわれたことにとても感動しました。
入居者さんが少しでもお部屋で快適に過ごせるようになるならば、こんなにうれしいことはないですね^0^