緩いつながり
昨日の台風10号はとんでもなく風が強かったですね!大家さん仲間にも、木製の塀が倒れたりなど被害が出たようですが、心配したほどの大きなものではなくてほっとしているところです。
玉川ビルでも、何せ築51年になりますのでかなり心配いたしましたが、サッシに雨水が叩きつけたからだと思われる軽微な雨漏りが2件のみで済みまして心底「ほっ」としているところです。
玉川ビルの良いところはホームページのお題目にもしている「管理の良さ」と自負していますが、それ以上に良いのが「ゆるーいつながり」です。
それはズカズカと入り込んでくる親しさではなく、さりげなくよその人のためにできることをさらっとしてくれる親しみです。
台風が近づいてきて不安な土曜日の夜、ある入居者さんから連絡があり、部屋の前の常備灯が切れて暗いので、うちの窓から灯り出しときます!と連絡が。
こんな感じに、キッチンのはめ殺し窓のところに灯りを廊下側に向けてつけてくれました。
この常備灯があるところは階段もあり一番暗いところなのでこの階の方々は大変助かったと思います。大家の私も、夜いかなくて済んで大変助かりました。
台風明けの今日も、何人かの入居者さんから「かつ新さんのバイク倒れてるので風が弱くなったら戻しときます!」「雨漏りしてましたけどすぐ止まったので大丈夫と思います」「止めてたエレベーター、無事に再開させときました!」←(仲良くしてるので自主管理で管理会社がいなくて、私が自分でやらないといけない細々としたことやってくれます)等等。
元入居者さんも、「玉川ビル古いから大丈夫ですか?気になって」とメールをくれました。
普段からべったりしているわけでなく、会えば仲良くお話する程度のお付き合いなのですが、この緩やかなお付き合いからくる善意はすぐに伝播していきます。
これが、うちのビルの1番の住みやすさなんじゃないかなあと思います。
そして、災害の多い日本では、これが一番大事なんじゃないかなあと思います。